夏になるとよく食べる「そうめん」
同じ食べ方ばかりでは、飽きてしましますし、
栄養も偏ってしまいます。
おでんの食べ方に違いがあるように、
「そうめん」にも地域性があるのではないか
と思い調べてみました。
色々な県の人に聞いてみましたが、地域性は無いようです。
水を切ってざるに盛る家と
氷水の中に入れる家がありました。
私は三重県出身ですが、
ざるに盛ってあって
くっついてしまっていたことを思い出します。
家庭によって異なるようです。
盛り方
では、盛り方にコツはあるのでしょうか?
ランチョンマット
いつも食べている食卓、
ランチョンマットを敷くだけで雰囲気が変わりますよね。
すだれタイプのマットにしてみてはいかがですか?
ダイソーなどの100円ショップにも売っています。
色を加える
「そうめん」が白色なので、
色物を取り入れて彩りよくすると良いですね。
緑色
葉物や、きゅうり、アボガドなど
赤色
トマトやパプリカなど
黄色
コーンやカボチャなど
一口サイズに盛る
一口サイズにしたそうめんを大皿に盛って
ネギや錦糸卵などで飾る。
見た目もかわいく、とりやすいですね。
小ぶりのガラスの器
ガラスの器にに小分けして、器毎にトッピングを変える。
大根おろし&すだち
いくら&エビ&大葉
オクラ&トマト&錦糸卵
薬味と添え物
風味豊に「そうめん」を食べるとき、
薬味や添え物は重要ですよね。
そうめんの薬味といえば、「わさび」ですね。
どのような薬味があるのかご紹介します。
わさび
食べる分だけ、
すり下ろして食べるのも良いですね。
おろし金で、
皮ごと「の」の字を書くようにすり下ろしてください。
しょうが
「生しょうが」はいかがでしょうか?
おろし金で、「丸」を描くようにすり下ろしてください。
更に包丁でたたくと口当たりがよくなりますよ。
ねぎ
小口切りや斜めの笹切りにします。
白いそうめんに、緑の色は見た目も綺麗ですね。
関西では青ねぎ、関東では白ネギの場合が多いですね。
海苔
ビタミンA、ビタミンC、鉄分、食物繊維、カルシウムを含んでします。
もみ海苔として使用する場合は、袋のまま揉んで使うと便利ですね。
みょうが
苦味が味わえる数少ない薬味ですね。
一枚ずつ剥がして千切りにして食べてください。
水にさらすことを忘れないでくださいね。
ゆず胡椒
辛みが味わえる薬味です。
爽やかな柚子の香りと青唐辛子の辛さが
夏の暑い時期にはうれしいですね。
めんつゆに溶かして食べてください。
大葉
独特の香気がよいですね。
茎をとって、数枚を重ね丸めて千切りにしてください。
煎りごま
香ばしい風味を味わえますね。
タンパク質、食物繊維、カルシウム、鉄、セサミンなどの
栄養を気軽に摂ることができますね。
大根おろし
めんつゆに入れる場合は、
濃いめのつゆに汁ごと入れます。
トッピングとして使用する場合は、
軽く水気を切って使いましょう。
添え物
椎茸の甘煮、蒸し鶏、刻み油揚げ、錦糸卵、きゅうりの塩もみなどがあります。
お弁当にそうめん
お弁当にそうめんを持って行きたいときもありますよね。
注意点
きちんと水を切る。
フォークなどに巻き付けて一口サイズにする。
めんつゆは半シャーベット状態にする。
そうめんいなり
私が好きな夏のお弁当のひとつです。
いなり寿司のご飯を「そうめん」にしたメニューです。
普通のいなり寿司とは違い、
上下逆さまにして紅ショウガやキュウリで飾ります。
油揚げに「そうめん」を詰めてめんつゆを垂らして食べる。
作るのが簡単で台所で暑い思いをしなくてよいという点でもお勧めです。
ご当地そうめん
魚そうめん
伊勢かまぼこの若松屋さんには、
「魚そうめん」という商品があります。
かまぼこなどに使う白身魚を
丁寧にすり下ろしたすり身を使ったそうめんです。
冷サラダとして、山かけ蕎麦のように食べてみてください。
若松屋さん:http://www.wakamatsuya.co.jp/fs/kamaboko/soumen-shiro-cha
苺そうめん
栃木県の苺といえば、名産品の「とちおとめ」。
これを小麦に混ぜ込んで作ったそうめんです。
ピンク色をしており、
ほのかなイチゴの甘みと香りを楽しむことができます。
きぬさやそうめん
秋田県大内町の名産品そして名品でもある「きぬさやえんどう」。
この「きぬさやえんどう」の粉末を練り込んだそうめんです。
独特の風味があります。
まとめ
日本の夏が旬の「そうめん」。
おさかな料理コンクールで三重県知事賞受賞した
「スタミナたいそうめん」というレシピもあります。
材料は
鯛、キムチ、にら、わけぎ、
ごま油、めんつゆ、卵、そうめん
「そうめん」には、色々なレシピがありますね。
「いつもめん」「いつものめんつゆ」….
「そうめんに飽きた」という人は、
今回紹介したようなレシピで食べてみてはいかがでしょうか?
また、旅行に行ったり、ネット通販で
ご当地そうめんを食べてみるのもよいかもしれません。
夏野菜と聞いて何を思い浮かべますか?
赤、緑、黄色など・・・夏野菜のイメージは色が鮮やかでカラフルです。
春に種をまいて夏から初秋にかけて収穫する野菜を夏野菜といいます。
暑い日が続くと食欲も減退気味になったりします。
そんな時、太陽の光をいっぱい浴びたビタミンカラーの野菜をたべてみませんか?
旬の野菜は栄養価が高いのでお勧めです。
夏野菜の魅力
夏野菜は実に魅力溢れる素晴らしい野菜たちです。
季節の野菜たちの中でも他の時期に負けず劣らず色とりどりで、見てるだけでも楽しむ事ができます。
当然食べても美味しく、真夏の暑い日に冷やすだけで美味しく食べられるキュウリにトマト、祭りにも顔を出すトウモロコシなど美味しさも一級品です。
夏野菜の栄養や効果、そして夏野菜のレシピをより深く知り堪能しましょう!
夏野菜の種類
カロチンやビタミンC・ビタミンEなどを多く含む夏野菜にはどんな種類があるのでしょうか?
なす
ほとんどが水分ですが、意外と食物繊維が多いです。
東洋医学においては体温を下げる働きがあるといわれています。
厳しい夏を乗り越える頼もしい味方になってくれるのではないでしょうか。
ナスニン、アントシアニンには抗酸化作用があります。
トマト
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、リコピン、カリウムなどミネラルも多く含み栄養豊富です。
トマトにたくさん含まれているリコピンは、なすのアントシアニンのように抗酸化作用があります。
脂肪の燃焼を助ける働きやアルコールの分解を助けてくれる働きがあります。
また、疲労物質が溜まりにくい、血液をサラサラにする働きなどもあります。
ニラ
ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、鉄、カルシウムを多く含んでいます。
匂いの成分(アリシアン)は消化を促したり、食欲増進、殺菌、解熱などの働きがあります。
夏バテや食欲減退に良さそうですね。
にがうり
沖縄でゴーヤと呼ばれている事でお馴染みのにがうりです。
ビタミンC、食物繊維、鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。
苦味の成分はモモルデシンという名前です。
エアコンで体調不良になったり、夏バテの時に摂ってみてはいかがでしょうか。
また、コロソリン酸というインスリンのようなタンパク質も含まれています。
血糖値を下げる効果やコレステロールを下げる働きがあるとも言われています。
夏を乗り越える頼もしい味方ですね。
キュウリ
キュウリの大半は水分でできていますが、ビタミンCやカリウム、ピラジンなども豊富に含んでいます。
身体を冷やす効果とむくみを解消する働きがあります。
暑い夏に最適な野菜でしょう。
他に低カロリーながらむくみを解消する効果があるカリウム、高血圧に予防効果のあるピラジンなどを含み、カロリーが気になる人の強い味方でもあります。
オクラ
ビタミンA、ビタミンC、カリウム、カルシウムを含んでいます。
オクラ特有のネバネバには、ペクチン、ムチンを含みます。
このネバネバ成分は、食物繊維が豊富で胃腸の働きを整え、胃粘膜を保護する働きがあります。
その他に、ズッキーニ・ニンニク・やなかショウガ・いんげん・ミョウガなどもあります。
夏のビールと共に枝豆もよいですね。
夏のメニュー
夏のメニューと言えば、夏野菜を使ったカレーやトマト煮ですね。
オクラ、豚肉、鶏肉、焼きキャベツなどトマト煮の具材も色々です。
豚肉の梅しそ巻きや梅肉ソースかけなど夏にはさっぱりとした梅もよいですね。
夏野菜のメニューについて調べてみました。
なす
なす・ズッキーニ・オクラ・プチトマトのフライ
なすとじゃがいものカレー煮込み
昔から「秋なすは嫁に食わすな」と言われます。
これは良い解釈をした場合、
体が冷えるので女性には良くないという気遣いの面があると言われています。
そんななすですが、油と相性がよく、焼きなすやフライなどにすると
効率よくナスニンを吸収することができます。
一方で水にさらしてしまうと水に溶けてしまうので、アク抜きせずに調理をすると良いでしょう。
にんにく
豚しゃぶときゅうりのにんにくソース
にんにくハンバーグ
にんにくといえば滋養強壮で有名で様々な料理に使用されています。
フライパンで油とにんにくと唐辛子があればペペロンチーノが作れます。
鶏もも肉があればスタミナアップ間違いなしのチキンソテーにもできます。
料理の幅が広いにんにくですが、単体でもラップで包めばレンジですぐに蒸せます。
そのまま油でから揚げにもできます。
枝豆
すずきと枝豆、玉ねぎの薄味煮
枝豆といえばビールというほどにおつまみで登場しますが、これには理由があります。
枝豆に含まれる成分が二日酔いに効くのです。
ビアガーデンの時期、迂闊にも二日酔いだなんて事が無いように、おつまみに枝豆を選んでみましょう!
そんな枝豆ですが、メジャーな食べ方ではシンプルな塩ゆででしょうか。
もちろんそのままおつまみで食べても良いのですが、塩ゆでした枝豆を白米と混ぜて枝豆ごはんにするのも手軽で良いかと思います。
ひと手間かけるなら冷製のポタージュにしたり、ハンバーグに混ぜ込んだりもできます。
家庭菜園
お店で買ってくるのも良いですが、自分で種や苗から育てた野菜を食べるのは格別なものです。
なすやミニトマトなど家庭菜園で育てるのもよいですね。
自分で畑を持っていなくても、小さなプランターで
ミニトマトやミニニンジンならベランダで簡単に育てる事ができます。
特にミニニンジンは病害虫にも強くて初心者向けです。
野菜なんて育てたことない!という人にもオススメです。
注意事項として、夏は蚊の幼虫であるボウフラが水場に沸きやすい季節です!
プランターの受け皿に水に水が溜まらないよう忘れずに管理しましょう。
お子さんがいらっしゃるのであれば、夏休みの自由研究なんかにもピッタリですね。
まとめ
太陽の恵みいっぱいの夏野菜から自然のパワーをいただくとよいですね。
より野菜を知るために、旬の野菜が載ったカレンダーなどを壁に掛けておくと、
四季折々の野菜たちが日頃から目に入るのでオススメです!
その美味しさと栄養を最大限に活かせる季節である旬を逃さず、
生活に活かしていきましょう。
これから家庭菜園を始める方や料理を始める方もいらっしゃるでしょうが、
それぞれの特性を知り、存分に味わいながら元気に夏を乗り切りましょう!
ひとえに夏野菜といっても、その種類は様々です。
ガッツリ夏と戦うならにんにく、
火照った体を冷ますならなす、
今日は納涼でビール!という人には枝豆。
夏野菜たちを上手く使い分けて、美味しく夏を乗り切りましょう。